« 2007年7月 | メイン | 2007年9月 »

2007年8月25日

●自由と繁栄の弧

首相の訪印―価値観外交のすれ違い (cache)

 しかし、日本にとって中国が持つ重みは、インドとは比べものにならない。在留邦人でみれば、中国が10万人を上回るのに対し、インドは2000人ほどだ。相互依存の度合いが全く異なるのだ。

つまり

中国「私を差し置いてインドと仲良くしようなんて、絶対許さないんだからねっ!!」
ってことですか?

でもさ、これ書いてるの新華社通信じゃなくて、朝日新聞なのよね。

麻生外相が「価値の外交」「自由と繁栄の弧」と言っていたのを思い出したわけだけど、この方針の一環なのかな・・・と。

 第一に、民主主義、自由、人権、法の支配、そして市場経済。そういう「普遍的価値」を、外交を進めるうえで大いに重視してまいりますというのが「価値の外交」であります。

 第二に、ユーラシア大陸の外周に成長してまいりました新興の民主主義国。これらを帯のようにつなぎまして、「自由と繁栄の弧」を作りたい、作らねばならぬと思っております。


明らかな中国外しとも読めますがね。
この演説は外務省のサイトで読むことができます。
麻生外務大臣演説「自由と繁栄の弧」をつくる
なかなかいい演説だと思います。

関連して今日の参詣の記事。
「中国はずし」危機感と焦燥 安倍首相演説に猛反発 (cache)

拡大アジアを強調した首相の言葉を、中国のメディアは「中国を孤立させるメッセージだ」と決めつけ、「時代遅れ」「支持を得られない」などと猛反発している。

中国必死だな。
ってことでしょうか。

2007年8月20日

●にやにや

今日の毎日新聞に目を通していて、思わずニヤリと。
発信箱:「政局絡み」は悪か=与良正男 (cache)

 与野党対立が激しくなると一部の新聞で必ず登場するのが「○○に政局を絡めるな」という言説である。

どこの新聞だろか。
「政争はダメ」論者ほど一方で「民主党は明確な対立軸を」ともしきりに言うのだ。

確かに良く聞くような気がします。

それはともかく、与良正男さん。
どこかで見たなと思って探してみると・・・

(cache) 発信箱:本当は悔しい?朝日新聞 与良正男(論説室)

 こんな話を改めて書いたのは、12日付の朝日新聞社説「君子豹変(ひょうへん)ですか」を読んだからだ。

 「拝啓 安倍晋三さま」で始まるこの社説も首相の豹変は「大いに歓迎すべきこと」という。だが、続きはこう。

 「『これじゃ朝日新聞の主張と変わらないよ』。旧来の安倍さんに期待した人たちからは不満も聞こえてきそうです」

 ここに、朝日のおごりを感じないわけにはいかない。

 ここからは邪推。本当は朝日は首相の軌道修正が悔しかったのではあるまいか。もっとイケイケドンドンの安倍首相らしさを出してもらった方が批判がしやすいのに......そんな思いが行間ににじみ出ている気がするがどうだろう。

なかなかインパクトのある内容だったので、記憶に残っていたようだ。
この記事の元ネタとなった朝日の社説も魚拓が取られていた。

(cache) ニュー安倍 君子豹変ですか

これの2つ目。
まぁここまで嫌味ったらしい社説もどうかと。
この社説に関しては与良さんに同意せざるを得ない。

2007年8月19日

●介護士が足りません

サンプロの途中に入るCMがずっと気になっていたのだが、CMの最後に「ベストライフ」と言う文字が見えたので調べてみたら、有料老人ホームを運営するベストライフという会社のCMらしい。ここでCMが見れるので、まずは見て欲しい。

介護の仕事に、志を持って入ってきた仲間が、去っていきます。
(人に多くを頼らなければ 成り立たない日本の介護。)
介護士は感じています。
この仕事に、未来を託すことへの不安。
(この国の 介護の未来が 見えません。)
現場で働いているからこそ、誰よりも強く感じています。
介護制度に、あなたの声をください。
(介護制度に あなたの声をください。)
介護士が、希望を失う前に。
カッコ内はテロップです。
このCM、たった30秒ながらものすごくメッセージ性があると思う。

少し前にコムスンの事件があって、「介護事業が利益を求めるのはふさわしくない。」とか、まあいろいろ非難されたわけだけれど、確かにコムスンのやったことは良くない。だか、民間企業である以上、利益を追求するのは当然だし、赤字を出せばつぶれてしまう。その上、介護報酬は決められているため、利益を出そうとすれば人件費を削るしかない。実際、コムスンに限らず、介護士の給料は非常に低いらしい。CM中に「介護士は感じています。この仕事に、未来を託すことへの不安。」とあるけれど、おそらく介護士の仕事で一生食べていくのは厳しいんじゃないかと思う。

今後も日本の高齢化は進むだろうし、家族が介護に付っきりになるという時代でもないので、これから介護の需要はどんどん増えていくと思う。このような状況の中、介護士が自分の将来に不安を感じながら働いていると言うのは、大きな問題であると思う。簡単に言えば、介護士の給料を上げろということだ。

そのためには制度を変えなければいけないし、人件費の増加分をどうやって賄うのかといった問題もある。やはり国民の負担の増加は避けられないのではないかと思う。

●MT4

MT4をとりあえず入れてみた。
管理画面が大幅に変わって、慣れていないこともあるが、いまいち使いにくい。
いろいろ新機能も付いたようだけど、全然試せていない。
とりあえず、今のままで問題は無いようなので、このまま使うことにする。

記事を書く間隔があいていることからかもしれないが、記事ごとに文体が違うのが、自分では非常に気持ち悪い。
とりあえず気にしないことにする。

2007年8月12日

●8/12のたかじんのそこまで言って委員会

消化しきれないネタが溜まりまくっていますが、せっかくの日曜日なので。

日曜日、ほぼ毎週見ている番組があります。「たかじんのそこまで言って委員会」放送エリアが広がるにつれて、徐々につまらなくなっていく感じがしないでもないですが、まぁよしとしますか。福岡では比較的早い時期から放送していたように思います。静岡にいた頃はこの番組はおろか、たかじんの存在すら知りませんでした。静岡は未だに放送されていないようです。(放送エリア

さて、この番組。「医療問題を取り上げてくれよー」と思っていたものの、なかなか取り上げられず、半ばあきらめていました。しかし、今日のテレビ欄のこの番組の欄にに「迫るX病"医療の悪化"を告白」とありました。謎ですが、医療問題を扱うことに間違いはなさそうです。

番組のはじめのビデオ(っていうのか?)では「22年間(女性の)平均寿命世界一」とし、これは「WHOも認める世界一の日本の医療制度のおかげ」と断言しつつも、「実は多くの問題を抱えている」としています。

「臓器移植など 高度医療の遅れ」
「検査漬け 薬漬け 患者は体も家計も苦しくなる」
「入院中に衰弱なんてことも 長すぎる入院期間」
「医師が少ないのか?行く人が多すぎるのか? 3時間待ちの3分診療」
「医療制度の不備も年間8兆円(国家予算の1割)の医療費負担につながる」

以上はテロップを抜き出したものですが、最後のやつなど何度読んでも意味不明です。これを作った番組スタッフは煽ってるだけなのか、それともいたってまじめなのなのか、前途不安です。まぁマイケル・ムーアのSICKOを持ち出してアメリカの医療制度を叩いたことは大いに評価しますがね。ただ、「看護師不足」に触れておきながら「医師不足」に触れないのはどうかと。「日本のように国民皆保険制度のあるカナダ・イギリス・フランスは日本と違って、国民の医療費はタダである」と。はいはい、アクセス制限アクセス制限。

ろくに構成も考えずに文章を書くとこうなります。お許しください。

さて、内容に関しては非常にバランスが取れていたと思います。ゲスト出演の茂松茂人先生(大阪府医師会理事)の話が上手かった、というのも大きいかと思いますが。宮崎哲弥もよかったですね。よく勉強してると思います。などと言える立場じゃないけれど。以下、気になった発言を拾ってみます。

ケビン・クローン「赤ひげがいないんですよ、日本には。」

宮崎哲弥「最も安い医療費で、最良の医療を施してきたのが日本なんです。」

橋下徹「僻地に行かないのは医者も弁護士もそうなんですけど、ただ医者も弁護士も勘違いしちゃってるのが、特にお医者さんなんかは国公立でひとりについて養成するのにものすごいお金を掛けてるわけですよね。弁護士も・・・(中略)ただ、ひとたび自分たちが資格を取ってしまうと、そういうこと全部忘れてしまって、自分の好き勝手な、これは営業の自由だってことで、職業選択の自由だってことで、全部自分の好きなとこ選ぶんですけど」
金美齢「いや、だから日本人にはお礼奉公って言葉が死語になっちゃったですよ。」

宮崎哲弥「医師の数を全体として、マクロとして増やしていくためにはやはり、医療費、公的医療費を増やすしかないんです。」

田嶋陽子「医療費削減なんですけど、私はね、これはこれから政治家の仕事だと思うんですけど、やっぱり、ほんとに、なんか道路作ったりなんかするのに80兆円掛けてたら、今医療費30兆円でしょ。そしたらちょっとやっただけでも、今10兆円減らそうとしてるんだけど、道路作るのちょっとよしたら、こっち(医療費)これんじゃん。」
辛坊治郎「いや、道路作るのに80兆円はまあ・・・」
(ここで一般会計と特別会計云々)

宮崎哲弥「今度の参議院選挙あるいは解散総選挙があるかもしれないけど、はっきり問うべき。確かに今の公共事業を削減してお金を浮かすっていうのも出来るかもしれないけど、確実じゃないですよ。私はね、今の公共の医療制度、今までの戦後の医療制度を守りたいんだったら、増税をする、あるいは、社会保険料を上げる、そういったことをやるべきかNOか、ということを国民的に問いかけをすべきですよ。そこをね、民主党はちゃんとやらないから私は嫌いなの。」

この環境で文章起こしするのがこんなに大変だとは思いませんでした。45分の時点で断念です。総じてケビン・クローンが電波を飛ばしていたのが印象的でした。アメリカの医療制度を擁護してましたしね。越智啓斗のくせに。

「赤ひげ」は見たことがありますが、あれは医師としての理想の姿なんでしょうか。医師の養成に多額の税金が投入されていると言う点、確かに私立の医学部の学費を見るとわからないでもありません。(参考1参考2)しかし、国公立大学の医学部以外の学生にも同じことが言えるでしょう。特に理系の学生には結構な顎が投入されていると思います。私学にも多額の補助金が投入されています。しかし、彼らが卒業後どのような道を選択しようと問題になりません。医学部だけ槍玉に挙げられるのは不公平だと思います。

最後の宮崎哲弥の発言には同意。昔から「増税すると言うと選挙で勝てない」と言われていますが、そろそろそういったことから卒業しないといけないと思います。以前民主党が「年金目的消費税」として消費税率を上げると言った時は「よく言った!!」と思ったものですが、先の参院選では・・・。共産党なんかは「軍事費を削減すればいくらでも捻出できる。」とのたまいそうですが、国破れて何とやら。医療も何もあったものではないでしょう。そんなことお隣の超大国(?)に言ってやってください。