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2006年10月20日

●市長訪問

今日は地元の掛川市の市長が来た。何のために来たかというと、私の今後について話をするため。
ちなみに、市長はこんな人。
http://lgportal.city.kakegawa.shizuoka.jp/kakegawa/heya/mayor_2.jsp
なかなか苦労人ではあるみたいだ。働きながら日大法学部のⅡ部(夜間?)を出て、掛川市議会議員、静岡県議会議員を経て、国会議員を19年やっていたようだし。まぁそれはいいとしよう。この際経歴はさほど重要ではない。

何のために来たかと言うと、簡単に言うと私の今後について。もともとリハビリ目的でわざわざここまで来たわけで、大体リハビリでできる事はやったし、実際だいぶできることも増えてきたから、今後自宅復帰社会復帰を考えていく過程で、地元の病院の協力が必要であるからだ。今回、本当は向こうの病院の院長も来るはずだったのだが、身内の不幸だか何だかで急遽来れなくなったらしい。医療関係者抜きでまともな議論になるわけないと思っていたが、やはりそうだった。

市長が言うには
「うちではとても受け入れられない。本人のことを考えてもここのほうがいい。」
とのこと。別にここの病院から出て行けとは言われてない。しかし、ここにいる限り永久に社会復帰できないわけだ。自宅復帰→社会復帰って言うのは障害者医療の目標であり、ここの病院の基本方針であって、そのためのリハビリである。この市長の発言は掛川では受け入れられないから、要はずっとここにいろということだ。これでは永遠に社会復帰など出来ない。市長は何もわかってない。

こっちの先生たちも
「ぜひ受験して大学に行ってほしい」
ってことを言ってくれたんだが、それを聞いて市長がこう言った。
「大学は50になっても60になっても行ける。何もあせる事はない。」
…俺の人生なんだと思ってんだか。大学に行く事が最終目的じゃない。

確かに人工呼吸器が付いているので普通の患者より手が掛かるのは確かだ。ただ、だからといって24時間付きっきりで誰かを傍に置いておいてくれ、と言うわけではない。その点もこっちの先生が説明してくれたのだが、市長は結局
「自分は医者じゃないからわからない。」
だと。まったく何しに来たんだか。本当は院長も来るはずだったんだけど、院長じゃどっちにしろ突き詰めた話は無理だったかもしれない。
結局また後日向こうの病院の医者に来てもらうだなんだ…と。結論は先送りですか。

以前も書いたが、地方医療の現状は厳しくて、掛川市とて例外ではない。その事は十分わかっている。もちろん原因はいろいろあるが、ここまで状況が悪化するまで放置しておいた行政にも大いに責任があると思う。今まで医師の確保を大学に頼りすぎていたんではないかと思う。もっと早くから自前で確保する努力をしていればよかったのだ。
音を立てて崩れ始めてからではもう遅い。崩れる前に予防したり補強する事が重要なのだ。

さて、これから先どうしようか。焦りは禁物だが、いつまでもここにいても進歩はない。だからといって見切り発車は出来ない。人工呼吸器がある以上安全の担保は必要である。いくら地元だからといっても、掛川市にこだわっていてはダメかも知れない。日本せきずい基金の理事長さんから提案があったが、東京など、大都市に住む事も考える必要があるかもしれない。

これはひとつの地方と都市の格差なのかもしれない。安倍晋三の言うように障害を負っても再チャレンジできる社会であってほしい。

(うまくまとまった。)

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