●猛暑
全国で35度を超えているもよう。
冗談じゃない暑さだ。熱中症による志望者も出ているらしい。
屋外に出てる人は水分をこまめに取らないと本当に危険だ。
さて、話は変わって病院内の話。
冷房が効いていてとても快適である…というのは日中だけで、場所は病室とリハビリ訓練室だけである。
中でも夜中に冷房が切れるのは非常に厳しい。病院の言い分によると電気代節約のためらしい。
最近は病院といえども、どこも経営が厳しいらしいので経費を節約しなければいけないのは理解できるが、経費といっても安易に削ってはいけないものがあるはずだ。
ここは病院である。しかも脊髄損傷の専門病院である。
脊髄損傷の患者は発汗機能に障害が出るので体温調節がうまくできない。
汗が蒸発するときに気化熱を体から奪うからだ。
よって、気温が高いと体に熱がこもってしまい、これを『うつ熱』という。
うつ熱になった場合の対処法は、太い血管が通っている部分を氷で冷やしたり、体に霧吹きで水をかけて人工的に汗をかいたのと同じ状態にしたりする。
もっとも、部屋を涼しくすればいいのだが。
さて、夜中に冷房が切れる事で熱発する患者が続発しているらしい。私もその一人。
看護師さんたちは氷を持っていくのに大忙しらしい。
「事務方は現場の事情がわかっていない!!」と、皆さんご立腹だ。
少しでも暑さを和らげようと窓を開けるのだが、あいにく外は熱帯夜。その上まったく風が無い。
ある患者が看護師さんにこんな事を言ったそうだ。
「こんなに暑くては寝られない!!どうして風が無いんだ!!」
風が無いと文句を言われてもどうしようもないだろう。
風神でも召還するしかありませんな。

