●米国産牛肉
BSE問題で現在輸入が止まっている米国産牛肉だが、近いうちに輸入が再開されるようだ。過去に一度輸入を再開した直後にルール違反の脊柱が混入していて再び輸入停止になったことがあるだけに今回も油断できない。今回の輸入再開も米国の圧力に屈したという印象がある。
BSE問題が出だした頃はたとえ感染した牛の肉を食べても危険性はほとんどないといわれてきた。危険なのは脳や脊髄といった部位であって、そこを避ければ感染のリスクはほとんどないようだ。にもかかわらずここまで神経質になるのはやはり口に入るものの安全は徹底したいという意識があるのだろう。そういうわけで日本は全頭検査を行っているわけだが、アメリカは科学的根拠がないという理由で全頭検査をしていない。彼らに日本の消費者の繊細な心理は理解できないようだ。
ところが今回米国の圧力に屈する形で輸入を再開してしまった。果たして日本の消費者がそう簡単に米国産牛肉を買うようになるとは思えない。スーパーで米国産と国産が並んでいたら多少高くても国産を選ぶだろう。もしくは豪州産、いわゆるオージービーフである。オーストラリアでは基本的に草を飼料としているらしく、BSEのリスクは無いという。そもそも草食の牛に肉骨粉などを与えたのが間違いなのだ。
しかし、いくら気をつけていても輸入が再開された以上知らないうちに口にしてしまうかもしれない。外食や加工品が危ない。コスト的には米国産が圧倒的に有利だからである。吉野家が280円で牛丼を出せていたのも米国産牛のおかげである。そのほかにもゼラチンやカップ麺などに牛由来の成分が使われている可能性があるという。おそらく使用企業のリストが出回るだろうから当面はそれらをもとに自己防衛するしかないだろう。


コメント
再開されましたね^-^
Posted by: M | 2006年8月10日 13:22