●土用の丑の日
今日は土用の丑の日で世間では鰻を食べる日とされている。
平賀源内が鰻屋の販促キャンペーンとしてはじめたのが由来とされているのは有名な話ではあるが、もはや鰻業界の陰謀ではないかと思っている。バレンタインといいクリスマスといい日本人というのは本当に乗せられやすい民族である。
そもそも鰻の旬は産卵前の秋~冬だといわれているが、これはあくまでも天然物の話。現在出回ってる鰻の大半は養殖物だから旬はあまり関係ないだろう。鰻というと静岡県の浜名湖周辺のものが全国的に知名度が高いが、現在は中国産や鹿児島、愛知産に押されて生産量はさほど多くはない。一応地元民ではあるが、浜名湖周辺では現在使われていないと思われる養鰻池を多数見ることが出来る。
しかも今年は鰻が高いらしい。ニュースなんかでもその話題で持ちきりである。原因はいろいろあるようだが、国内消費の8割を占める中国産鰻から禁止されている薬物が検出された事で出荷が控えられた事が大きいようだ。そのほかにも稚魚であるシラスウナギの不漁や原油高なども影響しているらしい。何もこの高い時期に食べなくても、とも思ってしまうのだがそこは日本人の性であろうか。
実は鰻はそこらへんの川でも結構釣ることができるらしい。一昔前と比べて川もだいぶきれいになってきたので都内の川でも釣ることができるらしい。ただし、あまり多くの人が釣りはじめると乱獲で数が減ってしまう恐れもあるだけに、あまり知られない方がいいのかもしれない。ちなみに一般的には天然物よりも上質な養殖物のほうが味がいいらしい。
病院食でも昼に鰻が出た。といっても効果なのが響いてか量が少なかった。まぁ贅沢は言うまい。ただ去年はもうちょっと量が多かった気がするが…。味はやはりうまかった。栄養の豊富な鰻を夏バテしがちなこの時期に食べるのは理にかなっているという事か。

