2007年12月16日

●市民運動

「掛川総合病院存続請願」は継続審査 市議会委 (cache)

 掛川市議会文教厚生委員会は12日、市民グループが提出した掛川市立総合病院の充実と現在地での存続を求める請願を審議し、「(同グループが集めた)1万3000の署名は大きく受け止めなければいけないが、(掛川市と袋井市の新病院建設協議会は)これから開催される。採択は時期尚早」(松井俊二委員長)として全会一致で継続審査することを決めた。

署名を集める際に両病院の現状の説明が十分になされたのか気になります。誰だって近所に総合病院が近くにあるほうがいいと思うに決まっています。ただ、そんなことを言っている場合ではないのも事実であるわけで、そこらへんの説明がきちんと市民に対してなされているのかは疑問です。

 共産の委員は「市民が現在地での存続とより良い病院を望んでいる。信頼できる病院は、市民あってのこと」と、請願に賛成した

市民の利用する意識も重要だと思いますね。

こんな記事がありました。

軽症でも安易に救急外来「コンビニ受診」減らそう

 「このままでは小児科がなくなってしまうのでは」という危機感を持った同市の主婦杉浦保子さん(28)は今年4月、母親たち約10人と「県立柏原病院の小児科を守る会」を結成。街頭などで小児科医派遣を要請する署名活動を行うとともに、「コンビニ感覚での病院受診を控えるようにしませんか」「かかりつけ医院を持ちましょう」などと書かれたビラを配り、利用する側の意識変革も訴えた。
 署名は約1か月で5万5366人分が集まり、県に提出した。

ただ請願するだけでなく、病院を守るためにこのような運動があってもいいと思いますね。

記事の紹介だけ

地方債発行抑制を徹底 議会で計画概要説明 掛川市 (cache)

 掛川市は平成18年度の実質公債費比率が18%を超え、地方債を借りる時に県の許可が必要となる「地方債許可団体」になった。同年度末の借り入れ総残高は1016億円に上っている。許可団体になって以降、市が公債費負担適正化計画の概要を説明したのは初めて。

箱モノ大好きな前市長の負の遺産ですね。

2007年12月11日

●mouth peace

「筋ジス」患者ら 京でミニライブ 病院外で初の歌声に拍手 (cache)
人工呼吸器が改良されて話もできる。

長期間の人工呼吸管理は気管切開によるものが全てではないということだと思います。自らの体験からも言えますね。

2007年12月 2日

●杞憂?

委員ほぼ固まる 掛川・袋井新病院建設協 (cache)

掛川市側から強い要望のあった東京女子医大関係者が含まれ、同大病院の川野良子副院長兼看護部長が名を連ねた。

なぜ東京女子医大?と思ったのですが

掛川市に看護学部のキャンパスを持つ

地元民ながら「あれ?あったっけ?」といった感想。調べてみると旧大東町にキャンパスがあるようです。看護額部の1、4年次が使っているようです。

 委員会に出席した袋井市議からは「浜松医大と名古屋大から医師派遣を受ける新病院に、3つめの大学が加わることで意見の一致が難しくなるのでは」と懸念の声が挙がったが、最終的には委員会として了承した。

浜医「うちから派遣しましょう」
名大「いやいや、うちから」
東女医「じゃあうちからも...」
浜医、名大「どうぞどうぞどうぞ」

多分東女医にしてみれば「掛川?」ってな認識程度しかないんじゃないかと思いますが。キャンパスがあるといっても看護学部ですしね。

医師確保には「(市内にキャンパスのある)東京女子医大がどう責任を負うか考えていただいている。」

なんてことになったら迷惑じゃないかと。

2007年11月11日

●セキニン

場所、財源に住民懸念 病院統合問題 掛川、袋井 (cache)
この懸念は当然織り込み済みだとは思います。
政治とは利害関係を調整することである。ということで、いろいろな駆け引きがあるとは思いますが。

医師確保には「(主に両病院に医師を派遣している)名古屋大と浜松医大がどう責任を負うか考えていただいている。魅力ある病院をつくれば医師確保は心配ない」と述べた。

「責任」だそうで...なんかめちゃくちゃ上から目線に感じるのは私だけでしょうか?周回遅れのような気がしないでもありません。

2007年9月30日

●国益とは何ぞや

駄犬日誌 - ミンスウンコ
勝手にリンクを貼らせていただきますが。安倍前首相をして「職を賭す」とまで言わしめた海上給油活動。マスコミはもっと報道せんかい!!

ってことで、ミンスウンコ

2007年9月29日

●結局掛川と袋井だけ

自治体病院・統合協議会設置へ 掛川市が庁内本部 (cache)

 掛川市は13日、庁内に病院統合対策本部を設置した。袋井市を中心とする周辺自治体との病院統合協議を前に、掛川側の諸問題を整理し、統合協議に臨むのが目的。

 病院統合をめぐっては御前崎市、森町が現時点での統合協議への不参加を既に表明している。戸塚市長は27日、菊川市にも打診する予定だが、同市も不参加を表明する公算が大きい。

病院統合、御前崎市は不参加 掛川市長に回答 (cache)

戸塚市長は石原市長に自治体病院の統合計画に参画する意向を正式に聞く文書を渡したが、石原市長は「今回は参加しない」と述べ、現時点で参画しない考えを示した。

県内で自治体病院の本格的な協議が始まるのは初めて。

市民病院「掛川との統合必要」 袋井市長、再度強調 (cache)

原田英之市長は「安定した医療体制のためには、掛川との統合が必要」と掛川市立総合病院との統合の必要性をあらためて強調した。

菊川市も参画せず 掛川・袋井の自治体病院統合 (cache)

太田市長は「中核病院の必要性は決して否定はしない」とした上で、「(今回検討されている)袋井市と掛川市の自治体病院の統合協議には参画しない」との考えを示した。

結局掛川と袋井だけになりそうな流れのようだけど、中長期的に見て、今の体制で果たして持つのだろうか。

自治体病院の統合の問題については23日の北海道新聞の社説が取り上げている。

自治体病院 集約に知恵を絞る時だ (cache)

 経営難にあえぐ自治体病院の規模を適正化し「共倒れ」を防ぐとともに、勤務医の過酷な労働環境を改善して医師の定着を図りたい考えだ。

 住民の意見を広く聴いたうえで、道の成案を年内に示す。その後、関係市町村で協議を進め、合意が得られた地域から実施する方向だ。

 中核以外の病院は、病床数が十九以下の診療所として存続する選択を迫られるかもしれない。

 とはいえ、手をこまねいていれば、病院だけでなく自治体の財政そのものに深刻な影響を与えかねない。再編・集約はもはや避けられないだろう。


これは決して北海道だけに限ったことではなかろうと思う。病院の診療所化、つまり規模の縮小と言うことだけれど、個人家業医が少ない地域で最低限の医療を確保するという点からは検討の余地はあると思う。

ところで、前回のエントリ

病院統合にあたって医師確保の担保を求めるべきといった意見

というところに突っ込んだんだけど、北海道でこんな話があったらしい。

医師足りず初の統合白紙に 北海道の公立、労災2病院 (cache)

 市によると当初計画では常勤、非常勤合わせて41人の医師が必要だったが、両病院の医師の意向を調査したところ、統合後の新病院に移る意思を示したのは約25人にとどまったという。

統合すると医師が足りない。じゃあ統合しなければ問題無いのか?と言った疑問が沸くのですが、とりあえずこのようなこともあるということで。

この美唄労災病院には勤労者腰痛・脊損センター があって、ここは道内唯一の脊損の専門施設だそうで。このような施設は絶対に必要なんで仮に統合することになっても、この機能は残してもらいたい。

2007年9月 8日

●協議開始

掛川市立総合病院と、袋井市民病院の統合の件については以前にも少し書いた。(何のための代議士か)その後、コメントをいただいていろいろ勉強になったのだが、その後新たな情報があったので少し紹介してみる。

袋井市民病院 純損失6億円余 外来患者21%減 (cache)

記事の後半部分から引用する。

掛川市立病院との統合協議 袋井、議会が了承
袋井市議会は4日、全員協議会を開き、袋井市民病院と掛川市立総合病院の統合について掛川市に協議を申し入れるとした原田英之市長の提案を了承した。これを受け、原田市長は近く、戸塚進也市長と統合協議に向けた会談を行う方針。

あくまでも「協議を申し入れる」ことを了承したということなので、袋井市議会が統合そのものを了承したわけではないが、統合に向けての動きは着実に進んでいるようだ。先の記事のコメント欄でも書いたが、掛川市議会特別委でも協議が承認されたようなので(本会議でも承認されたのかは不明)今後両市の間で具体的な統合内容についての協議がされるのだと思う。

それはそうと、記事中で気になったのが

病院統合にあたって医師確保の担保を求めるべきといった意見

「医師確保の担保」ですか。現在両病院で勤務している医師に「統合病院で引き続き勤務します」という確約書を書かせるとか・・・?逆効果のような気がしないでもないけれど。北風と太陽ではないけれど、力技で押さえつけるのではなく、「働きたい」と思われるような病院にしていくことが必要かと。

せっかくなので記事の前半にも少し触れてみる。

 掛川市立総合病院と統合に向けた協議を進めていくことが決まった袋井市民病院(同市久能)が平成18年度事業会計決算で6億3900万円の純損失を計上していたことが4日分かった。13年ぶりに純損失を計上した平成17年度と比べ、6億円余りの増加。医師不足に伴う病院経営の悪化に歯止めがかかっておらず、今後の統合協議にも影響を与えそうだ。

医師がいないと病院は利益を出すことができない。と言うことは聞いたことがある。この間7対1の看護師配置基準が導入されたとき、看護師が不足していてこの基準を満たすことのできない病院が病棟を閉鎖したという話があった。「分子を増やせないのなら分母を減らせばいいじゃない」ということだと思うが、これは簡単に言ってしまえばオカネの話であって、極端な話、経営の事を考えなければ病棟を閉鎖しなくてもやっていけたはず。(今までもやっていけたんだから、ということで。)とこrが、医師が不足している場合は治療そのものが不可能となるのでどうしようもない。ということかと。

患者の減少については以前このようなコメントをいただいた

 医療関係者から「店終いの準備中」と揶揄される袋井市民病院からは、医師ばかりでなく患者の流出(避難)が続いています。

 袋井市については、知り合いの袋井市民の何人かに聞いてみましたが、一旦廃止に向かった流れは変わらず、患者への対応に対する不評が目立ちます。
 共産党市議団が、袋井市民を対象に行ったアンケート調査でも、かなり辛らつな意見が多かったらしく、「入院が必要になったら、磐田へ行く。」が「袋井の病院へ。」を上回っていたようです。

「医師不足=十分な治療が受けられないのではないか」と言うロジックは十分に理解できる。もちろん袋井市民病院で勤務されている医師はがんばっているとは思うが、市民からこのような意見が出ている以上、統合は避けられないかとも思う。

協議で一番もめそうなのが新病院の建設場所だろう。両市とも「自分の市に」と主張するだろうから。統合となった場合はアクセス手段の担保も必要になると思う。

2007年8月25日

●自由と繁栄の弧

首相の訪印―価値観外交のすれ違い (cache)

 しかし、日本にとって中国が持つ重みは、インドとは比べものにならない。在留邦人でみれば、中国が10万人を上回るのに対し、インドは2000人ほどだ。相互依存の度合いが全く異なるのだ。

つまり

中国「私を差し置いてインドと仲良くしようなんて、絶対許さないんだからねっ!!」
ってことですか?

でもさ、これ書いてるの新華社通信じゃなくて、朝日新聞なのよね。

麻生外相が「価値の外交」「自由と繁栄の弧」と言っていたのを思い出したわけだけど、この方針の一環なのかな・・・と。

 第一に、民主主義、自由、人権、法の支配、そして市場経済。そういう「普遍的価値」を、外交を進めるうえで大いに重視してまいりますというのが「価値の外交」であります。

 第二に、ユーラシア大陸の外周に成長してまいりました新興の民主主義国。これらを帯のようにつなぎまして、「自由と繁栄の弧」を作りたい、作らねばならぬと思っております。


明らかな中国外しとも読めますがね。
この演説は外務省のサイトで読むことができます。
麻生外務大臣演説「自由と繁栄の弧」をつくる
なかなかいい演説だと思います。

関連して今日の参詣の記事。
「中国はずし」危機感と焦燥 安倍首相演説に猛反発 (cache)

拡大アジアを強調した首相の言葉を、中国のメディアは「中国を孤立させるメッセージだ」と決めつけ、「時代遅れ」「支持を得られない」などと猛反発している。

中国必死だな。
ってことでしょうか。

2007年8月20日

●にやにや

今日の毎日新聞に目を通していて、思わずニヤリと。
発信箱:「政局絡み」は悪か=与良正男 (cache)

 与野党対立が激しくなると一部の新聞で必ず登場するのが「○○に政局を絡めるな」という言説である。

どこの新聞だろか。
「政争はダメ」論者ほど一方で「民主党は明確な対立軸を」ともしきりに言うのだ。

確かに良く聞くような気がします。

それはともかく、与良正男さん。
どこかで見たなと思って探してみると・・・

(cache) 発信箱:本当は悔しい?朝日新聞 与良正男(論説室)

 こんな話を改めて書いたのは、12日付の朝日新聞社説「君子豹変(ひょうへん)ですか」を読んだからだ。

 「拝啓 安倍晋三さま」で始まるこの社説も首相の豹変は「大いに歓迎すべきこと」という。だが、続きはこう。

 「『これじゃ朝日新聞の主張と変わらないよ』。旧来の安倍さんに期待した人たちからは不満も聞こえてきそうです」

 ここに、朝日のおごりを感じないわけにはいかない。

 ここからは邪推。本当は朝日は首相の軌道修正が悔しかったのではあるまいか。もっとイケイケドンドンの安倍首相らしさを出してもらった方が批判がしやすいのに......そんな思いが行間ににじみ出ている気がするがどうだろう。

なかなかインパクトのある内容だったので、記憶に残っていたようだ。
この記事の元ネタとなった朝日の社説も魚拓が取られていた。

(cache) ニュー安倍 君子豹変ですか

これの2つ目。
まぁここまで嫌味ったらしい社説もどうかと。
この社説に関しては与良さんに同意せざるを得ない。

2007年8月19日

●介護士が足りません

サンプロの途中に入るCMがずっと気になっていたのだが、CMの最後に「ベストライフ」と言う文字が見えたので調べてみたら、有料老人ホームを運営するベストライフという会社のCMらしい。ここでCMが見れるので、まずは見て欲しい。

介護の仕事に、志を持って入ってきた仲間が、去っていきます。
(人に多くを頼らなければ 成り立たない日本の介護。)
介護士は感じています。
この仕事に、未来を託すことへの不安。
(この国の 介護の未来が 見えません。)
現場で働いているからこそ、誰よりも強く感じています。
介護制度に、あなたの声をください。
(介護制度に あなたの声をください。)
介護士が、希望を失う前に。
カッコ内はテロップです。
このCM、たった30秒ながらものすごくメッセージ性があると思う。

少し前にコムスンの事件があって、「介護事業が利益を求めるのはふさわしくない。」とか、まあいろいろ非難されたわけだけれど、確かにコムスンのやったことは良くない。だか、民間企業である以上、利益を追求するのは当然だし、赤字を出せばつぶれてしまう。その上、介護報酬は決められているため、利益を出そうとすれば人件費を削るしかない。実際、コムスンに限らず、介護士の給料は非常に低いらしい。CM中に「介護士は感じています。この仕事に、未来を託すことへの不安。」とあるけれど、おそらく介護士の仕事で一生食べていくのは厳しいんじゃないかと思う。

今後も日本の高齢化は進むだろうし、家族が介護に付っきりになるという時代でもないので、これから介護の需要はどんどん増えていくと思う。このような状況の中、介護士が自分の将来に不安を感じながら働いていると言うのは、大きな問題であると思う。簡単に言えば、介護士の給料を上げろということだ。

そのためには制度を変えなければいけないし、人件費の増加分をどうやって賄うのかといった問題もある。やはり国民の負担の増加は避けられないのではないかと思う。